ひきこもり備忘録

これってこういうことなのかな?と勝手に思って1人で楽しんでいます。

感想

読んで不穏に晒されよう!『その頃、N市では』

タイトル:その頃、N市では カシュニッツ短編傑作選著者:マリー・ルイーゼ・カシュニッツ訳:酒寄進出版:東京創元社 先日読み終わった短編集。著者の作品は80年代に邦訳が何冊か出ていたようですが、最近ではめっきり出なくなっていたようです。今回読んだ…

反面教師として読んだ『最後の扉を閉めて』

タイトル:最後の扉を閉めて原題:Shut a Final Door著者:トルーマン・カポーティ訳:川本三郎 新潮文庫「夜の樹」収録あらすじ:広告業界で働くウォルター。傲慢ながらも傷つきやすい彼は、親しくなった者たちをも傷つけて生きている。主人公のウォルター…

映画『ハリガン氏の電話』を観た

タイトル:ハリガン氏の電話原題:Mr. Harrigan's Phone監督・脚本:ジョン・リー・ハンコック原作:スティーヴン・キング配給:Netflixオリジナル映画アメリカ/2022年制作/105分 あらすじ:大金持ちのハリガン氏の朗読係になったクレイグは、彼と交流して…

B3P ep.3の感想

ジャンプSQ. RISE 2023 SPRING掲載「血界戦線 Beat 3 Peat」の3話目を読んだ感想です。 まだ各話タイトルがつけられていない為、便宜上「ep.3」と表記させていただきます。 ↓↓↓以下、ネタバレ含みます↓↓↓

映画『レフト-恐怖物件-』を観た

タイトル:レフト-恐怖物件-原題:You Should Have Left監督・脚本:デヴィッド・コープ原作:ダニエル・ケールマンアメリカ/2020年/93分 あらすじ:前妻を殺害したのでは?と噂される主人公。新しい妻と娘とともにある別荘にやって来るが、そこで奇妙なこ…

短編小説『ミリアム』を読んだ

タイトル:ミリアム原題:Miriam著者:トルーマン・カポーティ訳:川本三郎新潮文庫「夜の樹」収録 あらすじ:孤独な老女の前にミリアムと名乗る少女が現れる。ミリアムは老女のもとに度々やってきては老女の生活を掻き乱してゆく。 新潮文庫の短編集「夜の樹…